勉強を教えていて大切だと思うことは、その生徒の人間性と基礎学力です。
勉強が出来ないとしてうちに来る子のほとんどは、勉強以前の部分で問題が多いことと、
学力的には基礎レベルが全然できていません。
ある程度は出来るが伸び悩んでいるという子も結局は勉強以外の部分で問題を抱えていることと、
基礎レベルの知識がしっかりしていないことがほとんどです。
それが分かるだけに、授業では生徒の能力に合わせて、習ったことが一生身につくように
地道な努力重視で基本を中心に進めていきます。
確実な基礎力をつけることは、高い応用力をつけるための準備として必要不可欠です。
これはトランプでピラミッドを作る作業に似てます。
高いピラミッドを作ろうとして何度も失敗をしながら気づくことは
「いかに一段目をしっかり作るかが一番大切だ」ということです。
基礎のしっかりしている子は自然と応用もできるようになりますし、
基礎のしっかりしていない子はどれだけ難しいことが理解できても計算ミスなどが多く
なかなか良い結果につながりません。